岩村の家
●設計事例の所在地:
岐阜県恵那市岩村町
●面積(坪):
約80坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
築130年くらいの住宅の改修工事です。
もともとは茅葺きの建物でしたが、老朽化が進み瓦屋根に吹き替えられた古民家です。
定年を期に実家へ移り住むことを考え、母屋と離れの耐震化と断熱化、そして水廻りの改修やバリアフリー化など、老後の生活に支障がないように改修を行いました。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
実家にはご主人のお母様がお一人で住んでいらっしゃいましたが、寒さが厳しい土地柄であり、トイレやお風呂などが寒く、生活に支障をきたしていたためいました。
そこで、同居を前提として全面的なリフォームをすることになりました。
また、最近の度重なる地震のニュースなどを踏まえ、建物全体の耐震化も行うこととなりました。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
石場建ての古い住宅であったため、基礎や土台を確認したところ、一部は白蟻などの被害はあったものの、概ね健全な状態であったため、基礎や土台をそのままとし、限界耐力計算による耐力壁の確保
と、建物の揺れを小さくする制震装置を組み込み建物全体の耐震化をはかりました。
また、床下や外壁あるいは天井裏などに断熱材を充填し快適に暮らせるようにしました。
その他の画像:
改修前外観
改修前内部
玄関から和室を見る
改修前台所
解体工事
骨組みにして改修工事をすすめる
耐震化と制震化
土壁パネルと制震装置を組み込みました
外壁の改修工事
LDKの改修工事
改修後の外観
改修後のキッチン
改修後のリビングを見る